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更新日:2022年10月15日

マンドリル

マンドリル

*サル目
PRIMATES
*オナガザル科
Cercopithecidae
*英名
Mandrill
*学名
Mandrillus sphinx

分布 ガボン、カメルーン、コンゴ共和国、赤道ギニアの熱帯雨林に生息しています。
特徴

成獣の顔は赤い鼻、青い頬、黄色い髭という特徴的な配色で、このような派手な色彩は、昼間でも暗い
熱帯雨林のなかで仲間を見分けるのに役立ったり、雌への強力なアピールとなると考えられています。

雌よりも雄の方が顔の色が鮮やかで、雄の尻は青紫色をしており、陰茎は赤色、陰嚢は紫色をしています。
5cm程にもなる長い犬歯を持ち、身を守るために用いていますが、仲間同士では犬歯をむき出しにして友好を示すこともあります。

頬にはふくろがあり、採ったエサを貯めておくことができます。

主に地上で生活しており、樹上に登ることもありますが、あまり高いところへは登りません。250頭程の群れを形成し、そのなかで1頭の雄は10~20頭程の雌を従えたハーレムを形成します。

食性 果実、種子、木の葉、キノコ、昆虫等
寿命 野生下:約15~25年 飼育下:約30~40年
減少の理由 開発による生息地の減少や、食糧としての乱獲により生息数が減少しています。
その他 レッドリスト:VU(IUCN2008) CITES:付属書Ⅰ

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